「留学前に英語を勉強しておくべき!」とは分かっていながらも、「具体的にどんな勉強をすればいいの?」「経験者の話が聞きたい…」と悩んでいる人は多いでしょう。
そこで本記事では留学を控えている方向けに、留学経験のある筆者がおすすめする「留学前にやるべき英語勉強とその学習法」をお話しします。
私自身は正直、「もっと留学前に英語勉強を頑張っておけば良かった..」と後悔しています。
留学経験者ならではの視点から「なぜ留学前の勉強が重要なのか?」「どんな勉強をやっておくと留学中に役立つのか?」といった内容をまとめているので、ぜひ参考にお役立てください◎
留学前の英語勉強が必要な理由(後悔した体験談)
まずは「留学前の英語勉強がなぜ重要なのか?」について、実際に留学へ行ってから後悔した私の体験談をもとにお話ししておきます。
英語上達のスピードが格段に変わる
留学前の英語学習が大切な理由は、留学中の英語上達のスピードが格段に上がるから。
私の留学前の英語レベルは「TOEIC600点前半/IELTS5.5/短い簡単な日常会話のみOK」といった感じでした。
私の場合は日常会話力を十分につけずに留学に行ってしまったのを後悔しています。
「もっと日常会話を勉強してから行けば、理想の英語力まで到達できていたのでは?」と帰国後に後悔しました…。
留学生活がより有意義に過ごせる
留学は限られた時間の中でいかに自分の英語力が伸ばせるか?留学目的を達成できるか?が成功のカギ。
なので留学中の無駄な時間をできる限り省くために、必要な準備をきちんとしていくことがとても大切です。
私自身は1年間の留学で最初の半年は大学内のESLに通い、もう半年は現地大学の授業をとっていました。
もともと1年間すべて現地大学の授業を受けたかったのですが、IELTSの点数が足りずにESLからのスタートになりました。
最初から現地の授業が受けられたらもっと英語力も伸びたかもしれないと思うと「留学前にIELTSの勉強をもっと頑張っていれば」と後悔しています。
現地生活に早く馴染める
留学の始めは、学校での勉強だけではなくまず現地の生活に慣れるまでも時間がかかります。
「スーパーのレジではどんな会話をすればいいんだろう…」「スタバで注文するときに店員さんになんて聞かれるんだろう…」といったように、毎日を生きていくだけでも様々な壁が立ちはだかります(笑)
もしスーパーやカフェなど生活で使う英会話を留学前にマスターできていれば、留学に行ってからも現地の生活により早く馴染むことができるでしょう。
生活にすぐに慣れることができれば余裕が生まれるので、自分の英語勉強により集中できたり学校のアクティビティに参加したりなど、より有意義な留学生活が送れるでしょう◎
留学前に伸ばすべき英語力は人それぞれ違う
こちらでは「どの英語力を優先して伸ばせばいいのかわからない」という方向けに、留学前に伸ばすべき英語力について少し触れておきます。
まずは留学目的を明確に
まずは、あなたの留学目的を明確にしておきましょう。
「英語力を伸ばしたい」という思いは誰もが持つ目標ではありますが、「現地大学の授業を受けて単位が取りたい」「ネイティブと対等に話せるように日常会話を徹底マスターしたい!」などより具体的にイメージしておきましょう。
そうすることで、「大学の授業を受けるにはTOEFL/IELTSの点数を伸ばしておく必要があるな」「日常会話をマスターしたいなら、リスニング・スピーキングを鍛える必要があるな」など、留学前にやっておくべきことが自ずと明確化していくでしょう◎
日常英会話は絶対にやるべき
どんな留学目的を持つ人でも、やっておいて絶対に損しないのが「日常英会話」。
人と会話をせずに生活することはまずないので、現地で生活するなら「日常英会話は必須」です。
「自分の留学目標を達成するための勉強」と同時に、日常英会話のトレーニングは必ずやっておきましょう!
留学前にやれば良かった…おすすめ英語勉強法◎
留学中、留学後になって感じた「これはやれば良かった..」と感じたおすすめの英語勉強法を紹介します。
アプリを駆使して英語環境をつくる
一つ目の学習方法は、日本にいながら海外で生活しているような英語環境をつくること。
「イマージョン教育」と呼ばれる近年注目されている言語教育法です。
徹底的な英語環境をつくるには、様々なアプリを活用してとにかく日本語に触れないようにするのがおすすめ!
- ニュースを英語で読む/聞く
(NHK WORLD JAPAN、SmartNews等のアプリがおすすめ) - 娯楽時間は海外ドラマ/英語系Youtuberを見る
(Youtube、Netflix等のアプリがおすすめ)
- インスタグラム/X(旧ツイッター)は海外の好きな芸能人のみフォローする
- 音楽を聴くときは洋楽のみ
- 日記を英語でつける
シャドーイングで発音上達
日本人がもっとも苦手意識を持つのが「発音」。
そこで留学前に少しでも発音をネイティブに近づけておきたい方におすすめなのが「シャドーイング」です!
「シャドーイング」とは、ネイティブ発音をそのまま真似して発音する訓練法。
好きな海外の芸能人を一人選んで真似してもいいし、「TED Talks」で3〜5分ほどの動画をピックアップするのでも良いです◎
参考書本や海外ドラマでインプット
留学前にやっておくべきインプット方法として、参考書本を活用したり海外ドラマを見るのがおすすめです◎
インプットが大切な理由は語彙力と表現・言い回しをどれだけ知っているかで、アウトプットできる量が変わるから。
せっかくの留学中に「机に向かって必死に単語や表現を覚える」なんてことはしたくないですよね。
留学前にしっかり語彙力をつけておくことで、留学中はアウトプットに集中でき英会話力がつくスピードも早くなります!
- 単語帳などの参考書本をひたすら覚える
- 海外ドラマなどで気になった単語や言い回しをメモし、毎日見返す
オンライン英会話でアウトプット
英会話力をアップさせるだけではなく、英語を話すことへの恐怖心を少しでもなくしておくという意味でもおすすめなのが、英会話レッスン。
しかし、大人数のグループレッスンだったので発言する機会が少なく、毎日教室へ足を運ぶのが面倒くさくなってサボってしまうことも…。
私が今留学を控えているとしたら、場所や時間に縛られない&経済的にも優しい「オンライン英会話」を選びます。
会社にもよりますが、月額6,000〜8,000円程度で毎日レッスンできるオンライン英会話はたくさんあります!
留学前にアウトプットする機会を作るためにオンライン英会話を始めてみましょう◎
- DMM英会話 ※無料体験あり(25分×2レッスン)
- レアジョブ英会話 ※無料体験あり(25分×2レッスン)
- Nativecamp.(ネイティブキャンプ) ※7日間無料トライアル
- CAMBLY(キャンブリー) ※有料レッスン体験受講3500円
モチベーションが上がらない時の対処法
留学前の英語勉強が大事とはわかっていても、どうしてもモチベーションが湧かない時はありますよね。
そんなときは、とにかく「自分の好きなことだけをする」だけでOK。
「動画を見るのが好きななら、Netflixで海外ドラマをひたすら見続ける」
「音楽を聴くのが好きなら、洋楽をひたすら聴き続ける」
単語も覚えなくていいし、机に向かって勉強しなくてもいいんです。
ただ英語に触れつづけることだけはやめないでください!
語学は継続が最重要なので、どんな方法でもいいので英語から離れない自分をつくることが上達への近道だからです。
私にとって最もストレスがかからず、どんな時でも続けられる学習方法だからです!
留学前にやるべき英語勉強【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、私が留学前にやっておけば良かった英語勉強法をまとめました。
紹介したほとんどの勉強方法が、留学を終えた後に独学する中で見つけた勉強方法です。
- 日本語に触れない英語環境で生活する
- シャドーイングで発音を鍛えておく
- 単語帳や海外ドラマで語彙・表現を増やしておく
- オンライン英会話でスピーキングを鍛えておく
私が留学を終えて一番後悔しているのは、英会話力を身につけずに留学へ行ってしまったこと。
留学まで1ヶ月を切っていても2週間を切っていても、英会話レッスンだけは身につけておいて損はありません!
「まだ英会話を始められてない…」という人は、ぜひオンライン英会話レッスンを始めてみましょう◎
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