こんなお悩みを持っている方はいませんか?
実は、それはシャドーイングのやり方が間違っているのが原因かもしれません。
シャドーイング方法が誤っていると、なかなか英語力アップにつながらず無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
本記事では「シャドーイングした発音が自分の声でかき消されてしまう」というお悩みの原因とその解決策をまとめています。
「シャドーイングのやり方がいまいち分かっていない…」という方も、効果的な正しいシャドーイング方法が分かる内容になっているので、ぜひ最後までご一読ください。
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シャドーイングが自分の声で聞こえない原因
「シャドーイングした自分の発音が自分の声で聞こえない」のにはどのような原因があるのでしょうか。
音源の音量が大きすぎる
単純に、音源の音量が大きすぎるのが第一に考えられる原因です。
シャドーイングの音源と自分の声を重ねて発音するときに、あまりにも音量が大きいと自分で自分の声が聞こえなくなってしまいます。
「音源」と「自分の声」がどちらも聞こえるような丁度いいバランスでやってみましょう。
音源に自分の声をかぶせる事がそもそも間違っている
実はそもそもの問題として「いきなり音源に自分の声をかぶせてシャドーイングする」ということ自体が間違っています。
ある程度シャドーイング練習を重ねたあとならOKですが、最初からお手本とする音源と同時に発音するやり方は効果的ではありません。
と思った方もいるかもしれません。
ここからは、なぜこのやり方がNGなのか?という理由をさらに深掘りしていきます。
シャドーイングでよくある間違い
こちらでは、シャドーイングに挑戦する人が勘違いしやすい「3つのポイント」をお話しします。
最初から音源と同時に発音しようとしている
まずは冒頭から触れている「シャドーイング=音源と同時に発音する」という考え方。
これがなぜNGなのか?その理由はこちら!
- 音声についていこうと必死になるので、正しい発音が習得できなくなるから。
- 音声に自分の声をかぶせると、音声の正しい発音が聞き取れない&自分の発音が間違っていても気づくことができないから。
そもそもシャドーイングは「正しい発音の習得」とそれによる「リスニング力の向上」が主な目的です。
最初から音源に自分の声をかぶせてしまうと、そもそも正しい発音の習得ができなくなってしまうのです。
発音の正確さ<話すスピードを意識している
シャドーイングにおいては、ネイティブ英語と同じ速さでスラスラと話せるようになることを最大目標としている人もいるでしょう。
ですが、実際は「話すスピード」よりも「いかに正確に発音できるか」の方が重要です。
シャドーイングの学習効果は「発音矯正」とそれに伴う「リスニング力の向上」なので、まず第一に「発音の正確さ」を意識しましょう。
発音を抑えたうえで「ネイティブと同じくらいの速さで発音できるように訓練する」というのが正しいシャドーイングの認識です。
難易度の高い教材を選んでしまっている
初めてシャドーイング挑戦する際、難易度の高すぎる教材を選んでしまっている人が多いのもよくある間違い。
お手本とする音源が難しすぎると、モチベーションが長く続かず「挫折の原因」になります。
また「正しい発音を習得する」というシャドーイングの目的を達成するためにも、難しすぎない教材を選ぶのがポイントです。
シャドーイング教材と教材の選び方については、以下の記事で解説しています↓
シャドーイングの正しいやり方
こちらでは、正しいシャドーイングのやり方を5つのステップに分けて紹介します。
Step1:1〜3分の動画を選ぶ
まずはシャドーイングのお手本とする音源を選びます。
音声だけではなく動画付きのもので、長さは1〜3分程度が良いでしょう。
- Youtube動画
- Tiktok等のショート動画
- 海外ドラマ・映画
- TED Talks
※「日英字幕付き」が理想
※ 長い動画は1〜3分だけピックアップするのが◎
Step2:内容を理解する
何も考えずにシャドーイングだけしても意味がないので、まずは動画の内容を理解しましょう。
分からない語彙は調べて、何を言っているのか確認します。
この過程で、語彙力や文法を含めた「リーディング力アップ」にもつながるので一石二鳥◎
Step3:1単語ごとに音源を聞いてから発音
内容が理解できたら、実際にシャドーイングを始めていきます。
最初は「1単語(あるいはフレーズ)ごとに区切り、音源を聞いたあとすぐに真似して発音してみる」というやり方を徹底しましょう。
まずは部分的にシャドーイングすることで、正しい発音が習得しやすくなります。
そして「音源を聞いたあとに真似してシャドーイングする」ことで、「まずは正しい発音を聞く」ことができ、そのあとに「自分の発音を聞いて正しいか確かめる」ことができます。
Step4:1文ごとに音源を聞いてから発音
一単語またはワンフレーズごとのシャドーイングで発音ができるようになったら、次は1文ごとに音源を聞いてから発音してみましょう。
この段階でも、まだ音源と自分の声をかぶせて練習してはいけません。
1文全体の発音・イントネーションを耳で聞き、そのあとに自分で発音してみましょう。
Step5:音源と同時に話す練習
最後のステップでは、いよいよ音源と同時に話す練習が始まります。
ステップ4が終わった時点で、すでに正しい発音・イントネーションで話せるようになっている状態です。
ステップ5では、音源と自分の発音をかぶせてシャドーイングすることで「ネイティブと同じスピードで話す」ことを意識してみましょう。
ネイティブの話すスピードに追いつけるようになったら、表情やジェスチャーまで完璧に真似できるとさらにネイティブ英語に近づくでしょう◎
シャドーイングでよくある疑問
最後に、シャドーイングに関するよくある疑問に簡単に回答していきたいと思います!
シャドーイングは1日何分やればいい?
最低でも1日15分できれば、着実に学習効果を実感できます。
5分でもやらないよりは断然良いですが、あまりにも時間が短いと学習効率が悪くなります。
逆に「毎日30分以上はシャドーイングをするぞ!」と意気込みすぎても、あとから辛くなって続かなくなることがあるので注意。
シャドーイングで効果が出るまで何ヶ月かかる?
個人差もありますが、シャドーイングの効果を実感し始めるのはだいたい数週間〜1ヶ月ほど経った頃。
もちろんネイティブに近い発音を習得するにはもっと長い年月が必要ですが、「前よりも英語の発音が良くなった!」「口から英語がスラスラと出てくるようになったかも?」というのはわりとすぐに実感できます◎
シャドーイングは何秒後にやればいい?
音声を聞いたあとはできるだけ間を空けずにシャドーイングするのが効果的です。
たとえば「音声を聞いて3秒後に発音する」という場合だと、3秒間に音声の発音を耳が忘れてしまうので、そのあとにシャドーイングしても正しい発音で言えないという現象が起こります。
音源を流し終わったらすぐに続いて発音するのが良いでしょう◎
毎日シャドーイングをして効果はある?
シャドーイングは毎日やればやるほど高い効果を得ることができます。
一方で、シャドーイングは集中力を使う英語学習方法なので、毎日長い時間やる必要はありません。
先ほども述べたように「1日15分程度」できれば良いでしょう◎
「シャドーイングの効果を最大限に高めたい」という人には、オンライン英会話を取り入れるのがおすすめです。
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