こちらでは、英語以外の言語を学ぶメリット・デメリットについてお話しします。
私自身も言語を学ぶのが大好きで、英語→中国語→現在はフランス語、というような感じで言語を勉強しています。
私が「英語以外の言語を勉強してよかった!」と思ったエピソードも交えながら解説していきたいと思います◎
また、世界で話されている人口が多い言語ランキングと英語以外のおすすめの言語5つについても合わせてご紹介します!
【英語以外の言語を学ぶメリット5つ】
① 希少価値が生まれる
日本では、義務教育の中で英語はかならず勉強しますし、英語圏へ留学する人も多いです。
そのため、英語ができる人はそうめずらしくないでしょう。
ここで、私が新卒の就職活動をしていたときの話を少しします。
いくつかの会社の選考で集団面接を受けたとき、「留学経験があります」「英語がTOEIC750点以上あります」という人が本当にたくさんいました。
英語が必要な仕事でも、それができる英語力を持っている人は大勢いるんだなぁと思ったのを覚えています。
ですが、もし”英語以外の語学ができる”というのであれば、希少価値のある存在になることができます◎
例えば、「アラビア語ができる人が必要だな〜」という仕事があったとしましょう。
アラビア語ができる人材を探したいけれど、日本人でアラビア語ができる人はそういません。
そのようなとき、もしあなたがアラビア語が堪能だとしたら、あなたはこの仕事を任せられる貴重な人材となるのです。
英語が堪能だとしても、今の日本ではそんなに珍しいことではありません。
ですが、英語以外の言語ができる人は、それだけで希少性のある存在になれるのです!
② 少し話せるだけで周りから褒められる
これも、英語と比較した希少性から生まれるメリットです。
英語が話せることは、もちろん素晴らしいことなのですが、そんなに珍しいスキルではありません。
一方で、中国語やフランス語、アラビア語などの言語は、ほんの少し話すだけで、周囲に驚かれたり褒められたりすることは多いです。
実際は、英語よりも全く下手な中国語なのに「中国語が話せる」という事実だけで「すごいね!」と言われたりします。
頑張って勉強し習得した言語が褒められるのは、それがどんな語学レベルであっても嬉しいことですよね。
③ 周囲に知られたくない事をこっそり話せる
これは、ある私の体験から気づいたメリットです。
私は、お付き合いしている中国人の彼がいます。
親には2人の関係を反対されているので、両親はこの事実を知りません。
そんなある日、兄が台湾人の婚約者を家に連れてきました!
そのときに、兄の婚約者と中国語で少し会話をしました。
彼女は、なぜ中国語がこんなに喋れるの!?びっくり!といった様子で、「もしや、中国人の彼氏がいるの?」と聞いてきました。
私は正直に「そうなんです。でも、両親に反対されてて・・・」と言いました。
そこから、彼女に「どうやったら両親に認めもらえるかな?」など色々と相談をはじめました。笑
これも全部中国語で話していて、私以外の家族(父、母、兄、妹)には、何を話しているのか気づかれずに会話を続けることができました。
話が長くなりましたが、このようなひょんな経験を通して「英語以外の言語を勉強していてよかった〜」と心から思いました。笑
④ 新しい文化を知ることで世界が広がる
言語を勉強することは、その言語が話されている地域・国の文化を学習することにもつながります。
これは英語でもスペイン語でも韓国語でも、すべての言語に当てはまりますが、言語学習を通して自分の知らない世界を知ることができます!
その言語でかかれた本を読んだり、その言語を話すネイティヴの友人ができたり、旅行先で現地の人と交流したり、、
私はいろいろな言語を勉強することが大好きです。
その一番の理由は、やっぱり「自分が知らない新しい価値観や考えに触れられること」ですね。
新しい世界を知っていくことは、とってもワクワクしますよね。
https://erikodeblog.com/different-culture-counselor
⑤ 自分に自信が生まれる
これは、英語以外の言語というより、言語を学習している人すべて、さらには目標に向けて努力している人すべてに当てはまると思います。
まず、自分の母語ではない言語を習得することは、けっして簡単なことではありません。
3ヶ月、半年勉強すればマスターできるものでもありません。
地道な日々の努力を継続していって、少しずつ少しずつ上達していくものですよね。
なので、言語を学習する過程で「ここまで達成できた」「毎日継続できた!」というように、努力を重ねた自分自身に対して自信が生まれてきます。
これも、言語を学習する上での大きなメリットなのではないかなと思います◎
【英語以外の言語を学ぶデメリット】
多くのメリットについてお話しましたが、反対にデメリットのお話をしたいと思います。
結論としてデメリットは一つもありません。笑
「英語以外の言語を学ぶデメリットなんて、あるの?笑」
なんて思いながら考えていたのですが、強いて言えば、こんなことがが起こってしまった場合です。
それは「他の言語に集中しすぎて、英語が必要となる場面で英語が壊滅的にできない」という場合です。
例えば、学生時代に韓国語にハマりすぎて英語の勉強をおろそかにし、必修科目(英語)の単位が取れずに留年してしまう、などでしょうか。
もし、こんなことが起きてしまった場合は、デメリットと言えるのかもしれません…笑
世界の言語ランキングTOP10
”世界でその言語を母語として話している人口TOP10”はこちらです!
1位 | 中国語(885) |
2位 | 英語(400) |
3位 | スペイン語(332) |
4位 | ヒンディー語(236) |
5位 | アラビア語(200) |
6位 | ポルトガル語(175) |
7位 | ロシア語(170) |
8位 | ベンガル語(168) |
9位 | 日本語(125) |
10位 | ドイツ語(100) |
単位:100万人
参照:文部科学省HP「世界の母語人口」より
人口が非常に多いことから、1位は中国語となっています。
2位の英語の倍以上いるのはびっくりですね。
3位はスペイン語、4位がヒンディー語、5位にアラビア語が入っています。
日本語は、9位にいますね!
英語以外に学ぶべきおすすめの言語5つ
言語学ぶときに最も重要なことは、自分がその言語に興味があるかどうかです◎
ここではあえて、英語以外に学ぶならどの言語がおすすめか?について、理由とともにお話しします。
ですが、「この言語は使えそうだから」という理由だけで選ぶのは、正直おすすめしません。
「自分が好きだから」という理由とともに、英語以外の言語を学ぼうかなと考えている方の少しでも参考になればと思います◎
① 中国語
母語話者の人口が9億人近くと圧倒的に多いこと、またビジネスの場面で役立つことから、中国語はおすすめです。
特に、出入国在留管理庁の統計(2020年6月末)によると、日本の在留外国人で一番多いのが中国人(27%)です。
日本国内にいても、需要は十分にある言語といえます。
個人的には、漢字を使用する日本人は、世界で一番中国語を勉強しやすいと思っています。
② スペイン語
母語話者の人口が3位と、中国語、英語についで多いのがスペイン語です。
スペインはもちろん、中央アメリカ、南アメリカ、など21の国や地域で話されています。
最近では、アメリカでもスペイン語を母国語とする人が増え続けています。
英語と似ている言語のため、英語をある程度習得している人には比較的学習しやすい言語ともいえます◎
③ フランス語
母語話者の人口はそう多くはありませんが、フランス語はヨーロッパのみならず、アフリカでも使用されています。
また、オリンピックの公用語や国際連合、世界保健機関、などの国際機関でフランス語が公用語になっています。
スペイン語と同様に、英語と似ている言語のため、英語学習者にもおすすめの言語です。
④ 韓国語
日本の在留外国人で、中国、ベトナムについで3番目に多いのが韓国人です。
趣味で学ぶ人も多い韓国語ですが、日本国内にいても需要は比較的高い言語といえます。
また、文法が日本語と非常に似ており、日本人にとっては勉強しやすい言語のひとつです◎