英会話+独学

英語のリスニングが上達しない原因はコレ!効果的な学習法とは?

「英語のリスニングがいつまで経っても上達しない‥」

こんなお悩みを持つ方はいませんか?

英語を毎日聞き続けているのにいつまで経っても聞き取れないと、だんだんモチベーションが下がってきてしまいますよね。

実はリスニング力が上がらないのには、その学習方法に原因があることも…。

本記事では、英語のリスニングが上達しない原因効果的にリスニング力を伸ばす学習方法を解説しています。

この記事を読むことで英語の正しい学習方法を知り、最短で英語力アップを目指すことができます◎

eriko
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この記事を書いているわたしは学生時代に10ヶ月の米留学を経験し、帰国後は日本国内で英語学習を継続中。(TOEIC900近/TOEFL70/IELTS6.0/英検準1級)英会話力ゼロから留学・独学を経て、現在のレベルに至るまでの経験をもとに情報発信しています◎

英語のリスニングが上達しない原因

リスニングをする男の子

「たまーに単語が拾えるくらいで、ただただ英語が呪文のように流れすぎていく‥」そんな方は、リスニング力が上がらない以下3つの原因のいずれかに当てはまっているかもしれません。

英語をひたすら聞き流すだけでは意味がない

英語をただひたすら聞き続けていれば自然と聞き取れるようになってくる

このように考えている方はいませんか?

残念ながら、英語を大量に聞き続けるだけではリスニング力は上がりません

eriko
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わたし自身も留学に行く前は、ひたすらTOEICやIELTSのリスニングトレーニングを繰り返していて自分ではそれなりに努力していたつもりでしたが、なかなか思うように上達しませんでした。

聞くだけではダメなその理由は、、

私たちは自分が実際に発音できる・話せる英語しか聞き取ることはできないからです。

たとえば、単語帳で「productive=生産的な」という語彙を勉強したとします。

発音の練習をせずにただ頭の中で意味を暗記しただけだとしたら、実際にリスニングをするときには自分の耳で拾うことはできないのです。

いきなり長文に挑むのは難易度が高すぎる

リスニング練習をする際に聞き取ろうとしている英語が長文すぎて、自分の英語力に対してレベルが高すぎるということがあります。

短い文章さえも聞き取れないのに、いきなり長文英語を聞き取ろうとするのは不可能に近いからです。

徐々にステップアップしていくことで聞き取れる語彙や表現も増えていくのですが、初めから難易度が高すぎるといつまで経っても進歩せずにだんだんとモチベーションも下がっていってしまうでしょう。

eriko
eriko
わたしがアメリカに留学して1カ月目は「What are you gonna do today?」という短文さえも聞き取れずに「Sorry? What did you say?」と何度も相手に聞き返していました。それなのに留学前はこの文よりも長い英文を聞き取ろうと必死に勉強してたのを思い出します‥泣

そもそも語彙量が足りていない

リスニングの学習方法うんぬんというよりも、そもそも語彙力が足りない=知っている語彙が少なすぎるのがリスニング力がアップしない原因ということもあります。

そもそも知っている語彙が限られている状態でひたすらリスニング練習を重ねたところで、英語が自然と聞き取れるようになることはないでしょう。

まずは中学校の教科書で出てくるような日常的に使われる頻出語彙を抑えたうえで、リスニング練習と同時に徐々に語彙の学習も進めていく必要があります

英語のリスニング上達に効果的な学習法

ここからは、英語のリスニングを最速・最短で伸ばすための効果的な学習法を紹介します。

短文の聞き取りから挑戦する

「短文が聞き取れないのにもかかわらず、いきなり長文の聞き取りから挑戦しても上達しにくい」

これは、リスニングが上達しない原因の一つとしてお話ししましたね。

そのため、まずは短い文から聞き取る練習をしてみましょう

  • Where did you buy it?
  • How have you been?
  • This is exactly what I wanted!

上記のように一見、「短文だし文章を見れば意味もわかるよ」という英文でも、ネイティブが会話の中で話すスピード・発音だと聞き取れないということもあります。

そのため、まずは短い英文、短い会話を聞き取ることからはじめてみましょう!

聞くだけはNG!声に出してシャドーイングする

「英語が聞き取れないのは、自分で正しく発音できない英語は耳で拾えないから」と先ほど話しました。

リスニング練習では、聞くだけではなく実際に声に出して発音する練習もすること!

短い文から練習を始めるのが良いため、ワンフレーズごとにスクリプトの英文を見ながらネイティブの英語をシャドーイングする」という学習方法がおすすめ!

可能であれば、まずはスクリプトを見ずにシャドーイングしてみるのも効果的です◎

eriko
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文章が短い「TOEICのリスニングPart1&2」で練習をしたり、海外ドラマや映画の登場人物のセリフをワンフレーズずつ真似してみるのがおすすめです!

語彙や表現のインプットも忘れない

「短文のフレーズを使って、自分が聞き取りたい英文をまずは発音できるようになる」という練習と同時に、新たな語彙や表現のインプットも同時にしていきましょう

たとえば、TOEICのリスニング教材や海外ドラマの中で「これは何度も耳にする単語・フレーズだなぁ」と思ったら、それはネイティブが日常的に使っている可能性が高いです。

気になった単語やフレーズについて辞書で調べてみて、自分で例文を作ったり実際に英会話で使ってみるなどして記憶に定着させていきましょう◎

ここでは、「インプットして終わりではなく自分で声に出して発音してみる」という一手間がとても大切です!

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英語のリスニング学習に使えるツール

最後に英語のリスニング学習で大活躍する3つのツールを紹介します◎

Youtube

無料で英語を学習できる最強ツールは「Youtube」です!

リスニング力をアップさせるためには聞く練習だけじゃなく「ネイティブの発音を真似して言ってみる」ことが大切だと話しました。

Youtubeには英語圏の人が発信する動画から日本人が発信している英語学習動画まで、無料英語教材が無限にあります◎

とはいえ、英語圏の外国人が発信している動画には英語字幕が付いていないことも多いため、日本人の英語系Youtuberの動画を見て勉強するのがオススメです。

そのなかでも特にオススメなのは、以下2つのチャンネル↓

シャドーイング練習にオススメのYoutubeチャンネル
eriko
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どちらも英語&日本語字幕が付いてるので、英語初心者の方にもオススメです!

TED Talks

無料の英語教材として使えるもう一つのツールのは「TED Talks」

TED Talksは、世界中の国際的なスピーチを無料で見られるwebサイト

日本語や英語はもちろん、世界中の言語のスクリプトが付いているので英語学習者にはもってこいな教材◎

スピーチなため短文の会話がポンポンと出てくるわけではなくアカデミックで専門的な内容なので、正直なところシャドーイング教材としてはYoutubeのほうが断然おすすめ

ですが、「中級レベルになったので少し難しい語彙も覚えたい」「英語で何か新しい知識・専門的なことを学びたい」といった学習者にはオススメです!

Netflix

最後は無料ではありませんが、海外ドラマ・映画に出てくる会話で練習したいという方には「Netflix」がオススメです!

わたし自身も普段はYoutubeとNetflixで英語学習をしています。

Netflixはただ英語を勉強しているだけではなく、その作品のストーリーも同時に楽しめるのでちょっと息抜きしたいときにもぴったりです◎

英語のシャドーイング教材としてオススメなのは、以下のようなジャンル↓

シャドーイング教材におすすめの作品
  • 『フレンズ(Friends)』などの日常生活を描いた短めのシチュエーション・コメディ
  • 『ラブ・イズ・ブラインド(Love is Blind)』などリアルな英語が学べるリアリティ番組
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英語のリスニング上達【まとめ】

以上が英語のリスニングが上達しない原因効果的な学習方法でした!

英語がなかなか聞き取れるようにならない…と悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね◎

リスニングが上達しない原因3つ
  1. 私たちは自分が発音できる英語しか聞き取れないため、聞く練習だけでは意味がない!
  2. 短文も聞き取れないのに、いきなり長文英語に挑戦するのは難易度が高すぎる!
  3. そもそも知っている語彙が少なすぎる!
リスニングを効果的に伸ばす方法
  1. まずは短いフレーズから聞き取り練習をしてみよう!
  2. 自分が発音・話せるようになるために、YoutubeやNetflixを使ってシャドーイング練習をしよう!←重要
  3. 「よく出てくる表現だな…」と気になる語彙について調べるインプットも忘れずに!