「シャドーイングの際に、お手本とする音源についていけずに悩んでいる」という人はいませんか?
実はシャドーイングの速さに口がついていかず、英語学習が続かずに挫折する人は非常に多くいます。
そこで本記事では、シャドーイングについていけない時の具体的な対処法をまとめました。
この記事で紹介する対処法を実践することで、だんだんと口が回るようになり、モチベーションを失うことなくシャドーイング練習が継続できるようになるでしょう◎
人気のオンライン英会話では、無料体験レッスンが受けられるので
気になる方はぜひ試してみてくださいね!
- DMM英会話 ※無料体験2回(25分×2レッスン)
- レアジョブ英会話 ※無料体験2回(25分×2レッスン)
- Nativecamp.(ネイティブキャンプ) ※無料体験7日間
シャドーイングについていけない主な原因
解決方法を話す前に「なぜシャドーイングについていけないのか?」という原因を考えてみましょう。
口・舌が思うように回らない
シャドーイングの音源についていけない大きな要因として「口・舌が思うように回らない」ことが挙げられます。
日本語はスラスラと話せるのに、どうして英語になるとできないのか?
それは、日本語と英語を話すときの「舌の位置」「舌・口の動き」「音の出し方」が全く異なるからです。
つまり、口と舌が英語を話すときの動きに慣れていないのが大きな原因です。
発音が正しくできていない
英語ネイティブのスピードについていけないのには「発音が正しくできていない」という要因もあります。
ネイティブが話す英語は単語と単語をつなげて発音したり、はっきり発音しない部分があったりします。
【例】”I don’t know”というフレーズの発音の仕方
◯英語学習者の場合
”I don’t know”=「アイ ドント ノウ」
◯英語ネイティブの場合
”I don’t know”=「アイドンノウ」
→”I dunno”という感じで発音を省略している
このように、ネイティブ英語と同じように発音できていないと「自然なスピードで話せない」「いくらやっても発音が上達しない」という現象が起こってしまいます。
最初からついていこうとするのが間違い
「最初からネイティブ英語と同じスピードに挑戦する」ということ自体、そもそもハードルが高すぎるという事実があります。
英語上級者なら話は別ですが、初・中級者がいきなり英語ネイティブと同じ速さで話せたら、そもそもシャドーイング練習は必要ないはずです。
私たち英語学習者にとっていきなりネイティブの速さについていくのは難しいので、まずはハードルを下げて少しずつシャドーイングに慣れていくことが大切。
ここからは、その具体的な方法を説明していきます。
シャドーイングについていけない時の対処法
ここでは、シャドーイングについていけるようになるための具体的な手順を紹介します。
口・舌が回るように音読を習慣にする◎
まずは「口・舌が回らない」という問題を解決するために「音読」を習慣化しましょう。
私たち日本人は生まれたときから24時間/365日ずっと日本語を話しつづけているため、日本語がスラスラと話せます。
一方で英語を話すことには慣れていないので、音読で「英語を話す時間」を増やすことで口・舌が回るように訓練します。
- 教材はなんでもOK(英語ニュース、洋書、参考書等)
- 1日最低15分、できれば20分以上を目安に音読する
シャドーイング教材を見直してみる
シャドーイングについていけない人は、教材を易しいものに変えてみるというのも手です。
TED Talksをシャドーイング教材にしている人もいるかもしれませんが、意外と英語学習者には難易度が高いです。
(理由はスピーチ形式なので専門用語が多く1文が長いため)
おすすめは「海外ドラマ」や「インタビュー動画」などの自然な日常会話が話されているもの。
「無料で使えるおすすめのシャドーイング教材」が知りたい方は以下の記事も参考に↓
フレーズごとにシャドーイングする
私たち英語学習者にとっていきなりネイティブ英語についていくのは無理なので、第一ステップとして「フレーズごとに区切ってシャドーイング」してみましょう。
フレーズごとに区切ってお手本の音源を真似してみることで、正しい発音が習得しやすくななり、またハードルを下げることでモチベーションを失わずに継続できます◎
「1文をいきなりシャドーイングするのは無理だけど、フレーズごとならできるかも!」という人は多いはずです。
まずは1フレーズごとにシャドーイングをし、慣れてきたら1文ごとに挑戦してみましょう。
音源の速度を下げてシャドーイングする
もう一つ、シャドーイングの難易度を下げる方法として「音源の再生速度を下げてシャドーイングする」というやり方もあります。
Netflix、Youtube、TED Talksなどの動画は、0.5倍速や0.75倍速など自由に再生速度を変えることができます。
その機能を利用して、まずはゆっくりシャドーイングしてみましょう。
最初はネイティブ英語についていけなくても、速度を下げてシャドーイング練習を続けることで、徐々にネイティブの速さに慣れていくことができます◎
シャドーイングでよくあるお悩み5選
ここでは、英語学習者が抱える「シャドーイングに関する悩み」を紹介します。
シャドーイングはどのような人が向いている?
「シャドーイング」ってよく聞くけど、やるとどんな効果があるの?と疑問に思っている人もいるでしょう。
シャドーイングは主に「発音を良くしたい人」「リスニング力を上げたい人」に向いている英語学習法です。
もともとは同時通訳のトレーニング方法として確立されたのが「シャドーイング」ですが、現在は一般の英語学習者にも非常に効果的な勉強法として認識されてます◎
シャドーイングは一日何分やればいい?
シャドーイングは1日15〜30分を目安にやると良いでしょう。
もちろん長い時間やればやるほど学習効果も高まります。
ですが「シャドーイングは耳で聞いた英語を正確に発音する」訓練なので、意外と集中力・根気がいる作業です。
挫折して続けられなくなるのは絶対に避けたいので、15〜30分が現実的な学習時間だと言えます。
シャドーイングで効果が出るまでどのくらい?
シャドーイングを始めて、実際に効果を感じ始めるのは「数週間〜1ヶ月後」。
私の場合はそれくらい経った頃に「口が回りやすくなったかな?」「発音が前よりネイティブに近づいてきたかも」と感じ始めました。
もちろんこんな短期間ではネイティブスピーカーと同じように話せるようにはならないので、大きな効果を出すには半年、1年、2年…と続けていく必要があります。
シャドーイングを効果的にするにはどうしたらいい?
シャドーイングをより効果的に実践するためには、大きく4つのポイントを意識してみましょう。
- 必ず音源を聴いてから、真似してシャドーイングする
(お手本となる音源と同時に発音しない) - 最初は「話すスピード」よりも「発音の正確さ」を意識する
- 慣れてきたら自分の声を「録音」し改善する
- 一つの教材を完璧にシャドーイングできるまで繰り返す
(教材の量をこなすのは重要ではない)
シャドーイングはスピーキング力に効果がある?
シャドーイングを続けていると、英語を話すときの「発音」を良くすることは期待できます。
一方で、シャドーイング中は自分の頭で英文を組み立てているわけではないので、自分の言いたいことを英語で話す訓練にはなりません。
そのため、スピーキング力を伸ばすには「自分の言いたいことを考えてアウトプットする」訓練が必須です。
おすすめの勉強法は「独り言英会話」と「オンライン英会話」。
特に英語の先生と毎日英語が話せる「オンライン英会話」はスピーキング力アップに絶大な効果があります◎
人気のオンライン英会話では、無料体験レッスンが受けられるので
気になる方はぜひ試してみてくださいね!
- DMM英会話 ※無料体験2回(25分×2レッスン)
- レアジョブ英会話 ※無料体験2回(25分×2レッスン)
- Nativecamp.(ネイティブキャンプ) ※無料体験7日間
シャドーイングについていけない時の対処法【まとめ】
以上が、シャドーイングについていけない時の原因と対処法でした!
いきなり完璧なシャドーイングを目指さずに、まずはハードルを下げて少しずつステップアップしていくことが最も重要なポイントです。
- 口が回るように音読を習慣化してみよう
- フレーズごとに区切ってシャドーイングしてみよう
- 再生速度を下げてシャドーイングしてみよう
- そもそも教材が難しすぎるかも?
など、今日から実践できることを始めてみてくださいね◎